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| 財務省貿易統計からガラスびん関連の2008年の輸入と輸出量を見た。
ガラスびん(空びん)の輸入・輸出は、いずれもわが国ガラスびん生産量の0.7−0.4%に過ぎず、むしろ関心は、容器としてガラスびんが使用される中身入り商品の輸入・輸出の動向にある。特にガラスびんリサイクル業界では、輸入ガラスびん入り商品の消費後の空びんの処理に関する問題である。 |
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空びんの輸入量と輸出量 |
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| 輸入量 |
輸出量 |
| 国別 |
2007年 |
2008年/単価 |
国別 |
2007年 |
2008年/単価 |
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トン |
トン |
千円/トン |
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トン |
トン |
千円/トン |
| 韓国 |
2,227 |
1,516 |
192 |
韓国 |
1,100 |
930 |
532 |
| 中国 |
4,446 |
4,625 |
203 |
中国 |
1,232 |
1,020 |
154 |
| 台湾 |
626 |
1,329 |
143 |
台湾 |
529 |
417 |
856 |
| トルコ |
1,222 |
0 |
− |
トルコ |
240 |
96 |
542 |
| フランス |
1,226 |
1,391 |
334 |
フランス |
610 |
623 |
244 |
| 米国 |
− |
76 |
3,046 |
米国 |
1,303 |
1,074 |
420 |
| その他 |
866 |
589 |
703 |
その他 |
1,319 |
1,336 |
538 |
| 計 |
10,613 |
9,526 |
267 |
計 |
6,333 |
5,496 |
434 |
| @% |
0.7 |
0.7 |
|
@% |
0.4 |
0.4 |
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注1:当初、これらの統計に関心を持ったのは、平成9年(1997年)業界出荷が
200万トンを割り減少トレンドが止まらなかった時期に輸入が急増、特に
韓国・台湾の近隣国からのトン当たり単価の低い製品が増加したためで
あった。(因みに1997年の輸入量は最高で23.7千トン)
現在のトン単価には、香水びん等の特殊なガラスびん製品もしくは付属品
つきも含まれる比率が高いので高価になっていると推定。 |
| 注2:@=輸入量または輸出量÷わが国ガラスびん生産量 |
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トータルでは輸入、輸出共に減少した。
国別で見ると、輸入では或る時期にかなりの実績のあったサウジアラビア・トルコが消えた。
輸出では米国が数量・金額共にトップになっている。 |
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中身商品の輸入と輸出 |
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| (1)中身商品(アルコール飲料製品)の輸入と消費後のカレット発生量推定 |
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| 中身商品 |
単位 |
2005年 |
2006年 |
2007年 |
2008年 |
| ワイン |
千kl |
118 |
119 |
119 |
119 |
| スパークリングワイン |
千kl |
16 |
20 |
21 |
23 |
ウィスキー
ブランデー |
千kl |
19 |
19 |
18 |
16 |
| その他蒸留酒 |
千kl |
94 |
90 |
86 |
80 |
上記以外の
アルコール飲料系 |
千kl |
142 |
134 |
134 |
151 |
| 合計 |
千kl |
389 |
382 |
378 |
389 |
| カレット発生推定量 |
千トン |
236 |
237 |
232 |
225 |
| @ |
% |
15.8 |
16.1 |
16.3 |
16.2 |
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| 注:@=カレット発生推定量÷わが国ガラス生産量 |
データ:中身商品(アルコール飲料製品)輸入量は日刊経済通信社による。
カレット発生推定量はガラスびんリサイクル促進協議会による。 |
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| (2)中身商品(アルコール飲料製品)の輸出 |
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| 輸出量は、総量で輸入量の1割強と極めて少ない。その中で注目されているのは、清酒(日本酒)と焼酎である。 |
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| 清酒(日本酒)と焼酎の輸出量推移 |
| 品 種 |
単位 |
2005年 |
2006年 |
2007年 |
2008年 |
| 清酒(日本酒) |
輸出量 kl |
9,537 |
10,269 |
11,335 |
12,151 |
| 前年比 % |
108 |
108 |
110 |
107 |
| 焼酎 |
輸出量 kl |
− |
− |
− |
2,287 |
| 前年比 % |
− |
− |
− |
− |
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注1:データは日刊経済通信社による。
焼酎は、貿易統計(酒類)では「その他のもの」に含まれていたが、
2008年より独立の項目となった。従って前年比は出ていない。 |
注2:2009年に入って状況は厳しく、1−5月の累計輸出量の前年比は
清酒92.5%、焼酎83.3%となっている。 |
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清酒の輸出の増加傾向は、上表で見る通り2008年まで続行している。2001年に比し、1.7倍となっている。
米国における現地生産も増加している様子で、世界における健康志向の高まりから日本食ブームの広がりと関係が深いと考えられている。
世界経済が正常化すれば、輸出増加傾向は戻るものと期待している。また、この状況が国内へUターンし清酒回帰の起爆剤となり、わが国ガラスびん業界のメインユーザーである清酒への消費量に好影響を及ぼすことを強く願っている。
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