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| ガラスびん業界では、競争激化に備えて、企業統合の動きが活発である。 |
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Rexam社 |
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消費財包装製造の世界企業(英国本拠)は、何れも製びん企業のオランダのGlas
Moerdijk社と、ポーランドのPolglas社を買収した。Glas
Moerdijk社は、もとはHeineken ビール会社と、ドイツHeye社の合弁で設立されたが、Heye社破綻後はHeineken社が全株を所有していた。この買収にはHeineken社へのびん供給契約が付随している。Polglas社は、ビールびんを生産し、Heinekenのポーランドの子会社Zywiecへ供給していた。Rexamは既にポーランドに透明びん工場を持っており、この買収によりRexamは20%のシェアを持つポーランド第2の製びん会社となる。
(Glass誌 2004年3月4月号より引用)
--Rexam社・会長の年次総会における挨拶から
「会社は2004年に入ってからも順調である。飲料向け容器の売上は前年を上回るペースで進んでいる。ドイツのワンウェイ容器に対するデポジット問題は未だ解決していないが、最近のEU当局からの警告は、すべての関係者に良い結果を招くだろう。最近のガラスびん業界における会社の統合は、うまく行っていると聞いている。今後も市場に好影響を与えると期待している。」
(Glass誌 2004年3月号より引用)
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Ardagh
Glass社 |
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製びんの欧州企業、Ardagh Glass (アイルランド本拠)は、2003年合併効果で業績を大きく伸ばした。売上高は前年比48.1%増の428百万ポンド(約890億円)、税前利益は19.1%増の84.8百万ポンド(約176億円)に達した。併合した企業は、イタリアのAbruzzo
Vetro社(Consumers Glass社から)と、ドイツのHeye-Glass,
HEYE Internationalである。Ardagh は既に英国の有力製びん会社Rockwareを所有、稼動させているが、ダブリン所在のIrish
Glass Bottleは閉鎖した。
(Glass誌 2004年4月号より引用)
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Vidrala
社(スペイン) |
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Vidrala社は、ポルトガルのRicardo Gallo社を併合した。この結果リベリア半島市場で、約20%のシェアを持ち、Saint-Gobain
Vicasa社に次ぐNo,2の製びん会社となった。その年産量は45万トンから60万トンへ増加する。製品構成もワイン主力から、ソフトドリンク、ビール等へ多様化する。(スペインのみのガラス出荷量は2003年、前年比0.3%増の210万トンであった)この合併により、Vidrala社は、3工場、7窯、1,000人余の従業員を持つ会社となる。更にファイナンス面の効率化で、設備投資や新たな合併に備える。また、購買、物流などで合併のシナジー効果が期待できるとしている。Vidrala社は、次年度も成長と収益向上に自信を持っている。
(Glass誌 2004年4月号より引用)
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Vetropack社(スイス) |
Vetropack社は、スイスの他、オーストリア、チェコ、クロアチア、スロバキアに工場を持ち、事業を展開している。2003年には、売上高479百万スイスフラン(約430億円)前年比11.9%増、税前利益56百万スイスフラン(約50億円)前年比46.7%増の業績を挙げた。東欧、南東欧におけるガラスびん需要増加と、投資による諸効率の向上が寄与した。工場はフル稼動を続けたが従業員数は2002年の2,809名から、2003年2,744名へ減少した。
Vetropack社は、地域需要に対する適応と、品質・サービス向上による信用獲得によって、先に上げた5つのホームマーケットで、その地位を強化した。
(Glass誌 2004年4月号より引用) |
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EU委員会は、ドイツに対して、そのワンウェイ容器に対して強制的にデポジットを課する法規を改正するよう公式の要求をした。委員会は、この法規制に環境面のメリットを認めてはいるが、容器入り飲料が他のEUメンバー国からドイツへの輸出に対して不公平な障害となると主張している。ドイツへの輸出の95%はワンウェイ容器入りである。ドイツが6月までに、委員会の要求に応えない場合は、欧州国際裁判所へ提訴できる。(なお、この法規制で、ドイツ国内の缶、プラスチック容器の売上が打撃を受けている)
(Glass誌 2004年4月号より引用) |
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商務省統計による2004年1〜4月の出荷数と、その前年比は以下の通りである。 |
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Total |
Food |
Beer |
Liquor |
Wine |
Beve*1 |
Cool*2 |
Other |
| 2001年 |
35,186 |
7,948 |
18,050 |
1,477 |
1,870 |
3,045 |
1,100 |
1,696 |
| 2002年 |
35,325 |
6,811 |
18,625 |
1,113 |
1,728 |
3,469 |
1,971 |
1,608 |
| 前年比 |
100.4 |
85.7 |
103.2 |
75.4 |
92.4 |
113.9 |
179.2 |
94.8 |
| 2003年 |
34,283 |
6,540 |
19,115 |
1,135 |
1,842 |
2,797 |
1,246 |
1,608 |
| 前年比 |
97.1 |
96.0 |
102.6 |
102.0 |
106.6 |
80.6 |
63.2 |
100.0 |
2004年
(1-4月) |
11,602 |
2,037 |
6,594 |
349 |
591 |
1,048 |
430 |
553 |
| 前年比 |
106.4 |
104.6 |
108.2 |
90.9 |
93.5 |
109.9 |
109.1 |
110.2 |
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| 2003年出荷数は、年間累計では前年比97.1%と後退した。しかし月別では9月以降前年を上回るペースを回復していた。本年に入っても各月前年比増加し、1〜4月累計は上表の通り106.4%となった。品種別の特徴では、新製品主力で、昨年は失速したBeverageと、Ready-to-drink
coolers and cocktailsが回復して来ている。何よりもビールが更に増加率を上げているのは驚異である。 |
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